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社長のコラム しゃコラ



社長のコラム、通称“しゃコラ”
このままじゃ、終われない! 2006/06/26

世界が注目するサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本は1次リーグF組の最終戦で 世界王者ブラジルと対戦(日本時間23日未明)し、1−4で逆転負け。
同組最下位に終わり、 決勝トーナメント進出の夢は叶わなかった。
日韓大会後から代表を率いてきたジーコ監督は、任期を終え退任する。

こんなはずではなかった・・・。
3大会連続で出場した日本は、自信満々で大会を迎えた。
ブラジルの英雄ジーコ監督に率いられ、海外で経験を積んだ黄金世代が年齢的にもピークを迎え、「史上最強」の呼び声が高かった。
国内の期待も大会前から大いに膨らんでいた。
世界と日本との差は確実に縮まったとサッカー関係者もサポーターも実感していたのだが・・・。
日本は最後まで悪い流れを断ち切ることができないまま、最終戦のブラジルに負けた。
いや、ブラジルが勝つべくして勝ったというほうが、適切かもしれない。
まさにコテンパンにやられた感じだ。

国を背負う期待と不安、張り詰めた緊張感など、やはりワールドカップはスケールが違う。日本ではサッカーがメジャーなスポーツとなって、まだ10年そこそこ。残念ながら経済大国の日本もサッカーの世界では、未だ発展途上国・・・。しかし、勝負事は勝たなきゃだめだ。結果がすべてで、その過程は勝者のみが評価される。野球のWBCの時も優勝したからこそ美談として、その過程が評価され取り上げられた。
対照的に敗者は、マスコミの格好のネタとして、時に面白おかしく、また否定的に取り扱われる。日本代表はそれに耐えて、もう次の大会に向けてスタートしなければいけない。

近い将来リベンジを果たす時が必ず来る。
その時こそ、今回の敗北が無駄ではなくなり、そこに至る過程が、輝きを取り戻す瞬間なのだ。世界との差を肌で感じたからこそ、ハッキリと見えてきたものがある。
・・・このままじゃ、終われない!


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