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社長のコラム しゃコラ



社長のコラム、通称“しゃコラ”
サラリーマンがええねん 2008/06/27

NHKの『サラリーマンNEO』がおもしろい!
今や外国でも通用するようになった言葉“サラリーマン”をテーマに、日常生活でありがちな出来事を、大人が笑えるいくつかのコントにして見せる異色のバラエティー番組。2004年から単発番組として数回放送され反響が大きかったが、なかなかレギュラー番組にならなかった。おそらく内容がNHKにしてはあまりにもシュールすぎて、上層部の顔色を気にしながらの放送で、遠慮していたからか。
番組を見た誰もが、これまでのNHKにある堅いイメージを覆す斬新さに「これがNHK?」と、ビックリするのでは・・・。

ベタなせりふとオーバーなアクション、宴会時の気が利いたお座敷芸のようなノリ、それらは笑いをとるための計算ずくのいやらしさはないが、爆笑もムリで、どちらかといえば苦笑を誘うテイストだ。
出演は生瀬勝久を筆頭に沢村一樹、田口浩正など、味のある個性派俳優、舞台系俳優がズラリ集合!。断られたからこの人にした・・・みたいな、何だか゛間がさした゛としかいいようのないキャスティングもチラホラ。
女性キャストを見ても、民放なら太めだったりブサイクキャラそのものを笑いにすることが多い。でも、それをNHKでやったら「差別だ」となってしまう。だったら発想を変えて、最初から美人女性キャストにおバカなことをやらせよう、と考える。そんなNHKらしい苦労や工夫も“NHKらしからぬ”部分ともなって話題となったようだ。

サラリーマンに対しては、昔ながらの“メガネで堅物”といったステレオタイプなイメージモデルがまだまだ健在であり、それらを皮肉り、諷刺するジョークもいまだに人気がある。
『テレビ サラリーマン体操』、『NEO EXPRESS 』、『セクスィー部長』、『サラリーマン語 講座』、『喫茶80's』、『重役会議』、『スケバン欧愛留』など、数え切れないほどのコーナーが次々にサラリーマンの心をワシづかみにしていく。サラリーマン社会の理不尽を吹き飛ばす強烈なキャラクターたちが続々と登場し、切ない日常を、破天荒でシニカルな笑いに変換してもくれる。
日曜日深夜11時からの放送であることで、何だか休日の終わりを無理やり実感させられた気分。それが明日への活力源となり、誰でもやる気が出ること請け合いだ。

社会人なら誰でも思い当たる悲喜こもごもの状況を、“ウェットに満ちた笑い”としてさりげなく社内で話せてこそ、一流のサラリーマン。気の利いたジョークが、どれだけ言えるかは大切なポイントで、「人を刺激したいという欲望」がどれだけあるかが、その人のサラリーマンとしての裁量なんだと思う。
結局のところ理屈じゃなく、感覚的なものが大きい。忘れてはいけない遊び心や冒険心といったものだ。
なんだか東京でサラリーマンをやっていたころが懐かしくなってきた・・・。

サラリーマンの生態や感情を知り尽くしたNHKスタッフが教える“サラリーマンの本音”。仕事場での生活をもっと楽しむためのヒントや、笑いと涙のサラリーマン物語がいっぱいのコント集。
まだご存知ない方は、是非ご覧ください。クセになりますよ。
それと、念のため言っときますけど、くれぐれも「ビジネスと色恋は、一緒になさらぬよう!」に・・・。

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『セクスィー部長』のワンシーン


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