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社長のコラム しゃコラ



社長のコラム、通称“しゃコラ”
秋の夜長に 2008/09/22

夜空を見上げると、くっきりと丸い月。窓から入ってくる秋風もどこか心地いい。
こんな夜には、心のネジをちょっとだけゆるめてみませんか。好きなことに時間を気にせず思いっきり熱中したり、のんびり音楽を聴きながら癒されるのもいい。
少しの間、テレビやパソコンから離れて得られる「時間の豊かさ」を楽しんでみてはどうだろう。秋の夜は、これからが美しい。

昔から花といえば「桜」だが、月といえばやはり「秋の月」。秋は空気が澄み、月がひときわきれいだ。月は日に日に姿を変えていく。満ちたり欠けたり、一日として同じ姿でいることはない。
昔の人たちは月に親しみ、恐れ、祈り、喜び、さまざまな想いを寄せてきた。胴、胸、腹など人体の重要な位置を表す漢字に、月という文字が使われているのも、想像力をかきたてられておもしろい。

秋の夜は長いといっても、何か新しいことを始めるよりは、記憶の片隅に残る懐かしいものや、やりかけて出来なかったことを掘り起こし、挑戦してみる方がやはり無理がないと思う。
その昔、時間を忘れるほど夢中になって読んだ本、擦り切れるまで何度も聞いたレコード。時代の空気とともに、好きなことに熱中していたあの頃の自分が帰ってくる。
窓を開け、灯を落とし、そして寝転がりながら気の向くまま、全身に光りを浴びてみよう。「月光浴」も、秋の夜長ならではだ。

仕事に追われ忙しい日々を送る現代人。あの頃のように・・・とはいかなくても、仕事も時間も忘れて、少しだけ無心になれる時間を探してみてはどうだろう。大人になった今だからこそ、楽しめることはたくさんあるはずだ。
「今からでも遅くはない!」
そう感じることができれば、あとはそっと、心のスイッチを入れるだけ・・・。
さあ、大人ですから、ハマリこんでいくとしましょうか。


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