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社長のコラム しゃコラ



社長のコラム、通称“しゃコラ”
我流グルメ、もしかして自分だけ!? 2009/09/26

「食パンはジャムとかマーガリンを塗って食べるもの」と、いったい誰が決めたんだろう。
突然ですが、あなたは食パンに何をつけて食べますか?
私は、醤油をかけてオーブンで焼いて食べます。温かく、しめった煎餅のような食感が、香ばしくて美味。応用編として、砂糖とゴマを少々ふりかけてみるのも、これまた絶品。時々我慢できなくなったときは家族に内緒でこっそりやってしまいます。

こんな風に、誰にも言えない、あなたのお宅の『変な食べ方』をどうがこの際教えてください。実はカミングアウトしたかったんだという人はいませんか?こんな食べ方は自分だけだろうか?B級グルメなんてもんじゃない、ひょっとして自分や我が家だけかも・・・?と思える食べ方。そんな『我流グルメ』をあなたもこっそり内緒でしていますよね。

今の仕事に携わっていると、「これにはこの食べ方」「これにはこの調味料」なんて、食べ方のルールみたいなものにどうも左右されてしまう。すると、いつのまにか保守的になり、「自分ってこういう食べ方が、したかったんだっけ・・・」と思ったりするものだ。
それより誰も試したことのない実験的な、美味しくて面白い食べ方を見つけたいと思ってしまいます。それで、つい変な食べ方をしてしまう・・・、なぜかいろいろと変わった食べ方を試したくなる。そんな衝動に駆られたことのある人は、案外多いのではないだろうか?
食品メーカーの中には、消費者のそんな投稿レシピから新製品の開発に繋げるところもある。びっくりするような組み合わせや食べ方に、「なるほど!」と感心したり、「これはちょっと・・・」と思わず引いてしまうこともしばしば。もはや『変わった食べ方』ではなく『定番の食べ方』と言ってもいいメニューまであったりする。

もともと食文化というのは、いろんな人がこうやって試しながら発展させたもので、スタートは全て『我流グルメ』なのだ。現代社会のグローバリズムという流れの中で、世界の食文化は均一化の方向へ向かっているとも言われる。だが、それによってますます変なコラボレーションが起こなわれ、新しい『我流グルメ』がいつの間にか世界の定番メニューへと生まれ変わっている。

「えっ、この組み合わせで大丈夫?」
最近では‘無糖ヨ-グルト’の中に、甘〜い‘ゆで小豆’の缶詰を入れて、まぜまぜして食べるのにハマッてます。それが結構おいしいんです。
話のタネに…ということで、是非一度、だまされたと思ってやってみてください。日々、何気なく食べているヨーグルトが、ちょっとした組み合わせで極上のスイーツに大変身。応用編としてバニラアイスをプラスするのが、私にとってはたまりません。
隠し味にちょっと塩をふります。えっ!なぜ塩かって?だって、ただ甘いだけの人生なんてつまんないじゃないですか!
味のほうは…、いろんな意味で北欧的です。ヨーグルトですぐお腹がゴロゴロする人も、これなら大丈夫。盛り付け方によっては、自由が丘あたりの人気スイーツっぽいおしゃれな高級感もバッチリ出せます。

「我流グルメ、もしかして自分だけ!?」
人前でやると「行儀が悪い!」だの「食べ物で遊んじゃいけない!」と怒られそうで、ちょっぴり遠慮がちに・・・。でも、きっとどこかに理解してくれるグルメな人がいるはずです!・・・たぶん・・・。
さあ、食欲の秋の到来だ。人の目を気にせず、オリジナルの『我流グルメ』を思いっきりいただきましょう!


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