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社長のコラム しゃコラ



社長のコラム、通称“しゃコラ”
ボスの日 2010/10/17

「ボスの日」ってなんの日?
サントリーの缶コーヒーの日?それとも石原裕次郎の何か・・・??
いいえ、違います!
ボスの日とは、上司の日。つまり、社長の日っ!

ということで、昨日女子社員たちからメッセージ付きのプレゼントをいただきました。あまり、というよりほとんど日本では馴染みのない記念日なので、ほんとに思いもよらないサプライズです。
いやー、感無量というか、ネタのない時期だし、これはもうコラムにせずにはいられません!

≪ アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に1958年に提唱。経営者と部下の関係を円滑にするための日。アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施している。 (〜ボスの日〜 wikipediaより) ≫

そもそも、どんな上司(社長)が理想的?
巷では、理想の上司(社長)像についてのアンケート調査が色々実施される時期。有名人の中から選ぶアンケート結果を見てもユーモアがある人、見た目のよい人、リーダーシップのある人など、いろいろな人物像がずらりと並ぶ。アンケートに答えた人は、そうした有名人と個人的に親しい訳ではないだろうから、「この人が上司だったら、仕事が楽しいだろう」とか、「この人が社長だったら、ご馳走してくれそう」などと想像して答えているだけである。もしも本当に自分が選んだ有名人の下で仕事をしたとしたら、「えーっ!こんなはずじゃなかったのに・・・」と、ガッカリするかもしれない。

理想と現実のギャップは、我々人間を苦しませる一つの大きな要因である。第1印象などのイメージが先行してしまい、その人の良い点が全く見えなくなっている、なんてことはないだろうか。同様に自分自身に関しても、良い点を見落とし、必要以上に自分自身を低く評価してしまっているかもしれない。上司(社長)であれ、自分であれ、現実を本当に、客観的に観察できているか振り返ってみるといい。意外とこれが難しいのだ。

また、誰でも自身の周りの上司(社長)を見ながら、「あんな上司にはなりたくない」とか、「自分が社長になったら、こうなりたい」とか、少なからず思ってるはずだ。ところが、いざ自分がその立場になると、できなくなってしまう・・・。理想の姿はあるものの、やってみたら、様々な負荷がかかり、それどころではなかった、と気づいたという経験者も多いはずだ。ほとんど世間の一方的な勘違いといってもいいほど、見事なまでのすれ違い。

そもそも理想の上司(社長)像なんてものはないんです!
あなたより多少会社に長く在籍し、知識も経験もあるだろう上司(社長)もまたあなたと同じ小市民。ゴルフでOBを打つこともあるし、おやじギャグをはずすこともある。舞い上がったり、時にはとんだ思い違いをしたり、割と世間知らずなとこもある。欠陥ばかりでけっして完璧ではないのです。そう思えば、少しは客観的に見ることができるかもしれません・・・。

上司(社長)も生身の人間、できることもあれば、できないこともある。
部下に気を配り、モノわかりのいい上司(社長)でいるのも結構大変なのだ。
おっと、勢いあまって思わず本音が・・・。

10月16日は「ボスの日」。
ねぇ、これって毎年あるんだよね(笑)


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