今日は6月30日、気が付けば今年も半年が過ぎていた・・・。
考えてみると時間って不思議だなぁ。
子供の頃の一日、あるいは一年は随分長く感じたのに、ここ数年の時間の経つ早さといったらない・・・。
子供の頃は時間を長く感じるのに、大人になってからというもの、年を取るにつれてどんどん短く感じるのはなぜなんだろう?
おそらくほとんどの人が抱く感覚ではないだろうか。
また、楽しい時と退屈な時でも違うし、忙しい時や待ち合わせの時刻まで待っている時でも感覚は異なる。自動車の運転で高速道路を走っている時と一般道に降りた時でも、時間の感覚は違っている気がする。
子供の頃を思い出しても、学校に行き、宿題を与えられ、いくつかの稽古事にも通った。それに公園にも行かなきゃいけないし、テレビだって見なくちゃいけないし、腹いっぱいご飯も食べなきゃならなかった。それでも、何とかして遊んだものだ。それは無意識ではあるが、自分なりに時間割りを作り、締め切りを設けていたんだと思う。だから大人もそんな子供から学ぶところは、多いんじゃないだろうか。
また、時間をかけずに、効率よく結果を出したい。
ほとんどの現代人(大人)が望むものの、なかなか実現できない永遠の課題だろう。たいがいの人は時間について考察する機会はほとんどないはず。しかし、時間に追い立てられるようにして生きている私たち現代人こそ、時間についてもっと真剣に考え、議論してもいいのかもしれない。
結局、我々人間、なにが平等かといえば‘与えられた時間’だろう。
世界中のすべての人は、1日24時間という時間を平等に与えられている。これを自分で納得できる時間配分にするのが人間の知恵であると思う。
24時間が1日にあるというのは知識であってそれをどう考え、使うかはその人の知恵なのだ。