この度、広島県民そして全国のカープファンが待ち望んでいた新広島市民球場が完成し、4月1日に開設の日を迎える運びとなりました。
当社では、｢新広島市民球場債｣の購入特典の施設見学会に社長が参加しましたので、レポート致します。

まずゲートを抜けると、国内球場では珍しい総天然芝のオープン・グランドが目に入る。
グランドを覆う緑がやけに眩しく感じる。
傾斜の緩やかな観客席から見上げる空はひときは広く感じ、ゆったりと野球観戦することが可能です。

定員三万三千人の観客席もJRや新幹線が通る左翼側を切り落としたような左右非対称の形で異色だ。
球場をぐるり一周しているコンコースによって回遊性は、抜群に良くなった。
今から応援の笛や太鼓やトランペットの音が響いてきそうな"パフォーマンスシート"も名物のひとつ。

多目的の"パーティーフロア"や"テラスシート"、完全個室の"スイートルーム"や迫力あるプレーが体感できる"砂かぶりシート"など様々な観戦スタイルが用意されている。

バーべキューなどが家族で楽しめる"びっくりテラス"、人工芝が敷いてあり自由な"寝ソベリア"も一度は利用してみたい。

大きなバットが客席に突き出した"スポーツバー"やコンコース売店の"カープうどん"などのグルメコーナーも充実している。

地元商店街や周辺地域では、新たな観光資源として期待も大きいこの球場。
ただ球場の近辺にパーキングが少ないのと、周辺道路の整備が遅れているのは気になるところです。
集客向上へ自治体も交えてもっと個性と快適さを追求してもらいたい。

もうじき"夢の器"で若ゴイが跳ねる初めてのシーズンが開幕する。
"広島のまちづくり"を牽引する中核施設として完成した球場として、新たな歴史の幕開けとなるすばらしいプレーを期待したい。